平成２１年３月５日（木），奈良県文化会館において第４回「元気なら組み込みシステム技術者の養成」フォーラムを開催しました。
本校は文部科学省科学技術振興調整費の地域再生人材創出拠点の形成事業に採択され，地元奈良県をはじめ東大阪市，八尾市，京都府南部の中小企業を対象に組み込みシステム技術者の養成を実施しており，その一環としてこのたび組み込み技術で不況を乗り切る具体事例を学び共に考えることを目的にフォーラムを開催しました。
フォーラムではまず，冷水佐壽校長の挨拶で開会，奈良県商工労働部工業支援課課長 上山幸寛氏より挨拶があり，続いて株式会社テクノホロン理事 三浦元氏による「新潟での産官学連携組込み研修の成果と展望」の講演，引き続き，株式会社ネットワーク応用技術研究所副理事長 芦原秀一氏による「元気のでる九州の組込みシステムビジネス状況」の講演，その後パナソニック株式会社ＧＭ兼ソフトウェア技術推進室室長 吉村宏之氏による「パナソニックにおけるソフトウェア開発力強化の取り組み」の講演が行われ，本事業主担当の土井滋貴准教授から４月２５日（土）に開講する３期目のベーシックコース講座と順次開講する他の２コースの講座について説明が行われました。質疑応答の場では，組み込みシステムに関する技術的な質問が活発に行われていました。
フォーラム後の交流会では企業の組み込み技術者や教育関係者らが歓談し，それぞれ繋がりを深めていました。
フォーラム実施アンケート集計結果
冷水校長の開会挨拶
講演の模様
