平成２１年９月１１日（金），奈良女子大学Ｎ棟302教室において第５回「元気なら組み込みシステム技術者の養成」フォーラムを開催しました。

　今回のフォーラム開催は、文部科学省科学技術振興調整費の地域再生人材創出拠点の形成事業に採択された５年間プロジェクトの丁度中間点となります。そこでもう一度原点に立ち戻り、組み込みシステム開発の現状を考えようということで、全国を飛び回りご活躍されている先生をお招きし組み込み産業の現状をご講演いただきました。

　フォーラムではまず，冷水佐壽校長の挨拶で開会，奈良県商工労働部工業支援課課長 上山幸寛氏より挨拶と奈良県の取り組みをご紹介いただきました。続いて講演に移り、先ずはIPA(情報処理推進機構)組込み系プロジェクトリーダー門田 浩氏による「組込み技術の魅力と社会的インパクト、今後重要となる技術項目と人材育成の課題」と題したご講演を， 東海大学専門職大学院組込み技術研究科 教授 大原 茂之氏による「中小企業のための組込み技術者育成について」と題したご講演をいただきました。最後に本校を代表し、土井滋貴准教授からGENETが行う人材育成事業の紹介と１１月に開講を控えますペリフェラルズコースの解説と案内を行いました。 講演終了後には、講演者３名に対する質疑応答の場を設け，組み込みシステム開発の現状や人材育成・教育に関し幅広い質疑が活発に行われました。

　フォーラム終了後の交流会にも多数ご参加いただき、ご講演いただきました３名の先生を取り囲むようにして、企業の組み込み技術者や教育関係者らが歓談し，情報交換を行いました。

●フォーラムの模様

挨拶
 

講演
 

 

質疑
 

 

交流会